韓国カカオ創業者逮捕、株価不正操作の疑い

AI要約

韓国IT大手「カカオ」創業者が逮捕され、人工知能(AI)分野への投資や海外事業拡大計画に影響が出る可能性があるとの懸念が広がっている。

容疑者はSMエンタテインメントの買収合戦で競争相手の妨害を目的とした株価操作に関与したとされ、否認している。

裁判所は逃亡や証拠隠滅の恐れがあるとして容疑者の逮捕を認め、現在は拘留されている。

韓国カカオ創業者逮捕、株価不正操作の疑い

Joyce Lee

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国IT大手「カカオ」創業者、金範沫容疑者が23日、逮捕された。複数の業界専門家は、カカオの人工知能(AI)分野への投資や、海外事業拡大に関する計画に悪影響を及ぼす可能性があるとみている。

検察の申し立てによると、昨年の大手芸能事務所SMエンタテインメントの買収合戦を巡り、容疑者が競争相手の妨害を目的としたSMエンタテインメント株価の不正なつり上げに関与した。

容疑者はこれを否認し、不法行為を命じたり、認めたりしていないと主張している。

裁判所が、証拠隠滅や逃亡の恐れがあるとして逮捕を認めた。

今後、容疑者は最長20日間拘留され、この間に検察は裏付け捜査を進めて正式な起訴を行うかどうか判断するとみられる。