三菱UFJ銀、東海地方の24年度 景況見通しを下方修正 車生産停止や消費低迷で

AI要約

三菱UFJ銀行は2024年度の東海地方の景況見通しを下方修正した。

東海3県の実質GRP成長率が悪化し、自動車関連の生産停止やインフレ、円安が要因だ。

個人消費の伸び悩みも地域経済に影響している。

 三菱UFJ銀行は22日、2024年度の東海地方の景況見通しを下方修正した。東海3県(愛知、岐阜、三重)の実質域内総生産(GRP)成長率を前回発表(23年12月)の1・1%から0・3ポイント悪化の0・8%に引き下げた。自動車関連の一部生産停止が地域経済の下押し要因となっているほか、インフレや円安により個人消費が伸び悩んでいることなどが要因だ。