【高配当】利回り3%超で長期保有におすすめの「10年配当株」2銘柄! 累進配当を検討している「東京建物」、優待を廃止して配当に注力する「みずほリース」に注目

AI要約

【高配当株】長期保有に最適な高配当株で「10年配当株」ランキングの上位に入った「東京建物」と「みずほリース」を公開!

長期で安心して保有できる高配当株を探すなら、「10年配当度」に注目してほしい。ダイヤモンド・ザイが独自に算出しているこの指標は、配当実績や業績、企業規模などを分析して将来のリスクを評価するもの。

今回紹介された東京建物とみずほリースは、それぞれ安心感があり、将来に期待が持てる銘柄として評価されている。

一つ目の銘柄は、10年配当度が92点でランキング3位の東京建物(8804)。事業展開や株主還元の取り組みなどが評価されている。

続いて紹介されたのは10年配当度が88点でランキング4位のみずほリース(8425)。経済環境の悪化にも安定感があるリース事業が人気で、株主還元に注力している。

東京建物とみずほリースは、長期保有に適した高配当株として注目されており、投資家の関心が高まっている。企業の将来性や業績などを考慮し、ポートフォリオに加える価値があるかもしれない。

【高配当】利回り3%超で長期保有におすすめの「10年配当株」2銘柄! 累進配当を検討している「東京建物」、優待を廃止して配当に注力する「みずほリース」に注目

 【高配当株】長期保有に最適な高配当株で「10年配当株」ランキングの上位に入った「東京建物」と「みずほリース」を公開! 

●中長期で業績に安心感が持てる「東京建物」や、

1株⇒5株の株式分割で買いやすくなった「みずほリース」に注目! 

 長期で安心して保有できる高配当株を探すなら、ダイヤモンド・ザイが独自に算出している「10年配当度」に注目してほしい。10年配当度は、過去10年の配当実績に加え、業績や企業の規模などを分析し、将来の減配リスクを視覚化した指標。「配当維持」「増配」「増益」「規模」「配当性向」「利益率」の6項目で点数をつけ、配当性向と利益率は10点満点、残りは20点満点。合計すると100点満点になる。

 点数が高いほど減配リスクが低いことを意味し、長期保有に向いている銘柄と言える。ダイヤモンド・ザイ9月号では、配当利回りが3%以上の銘柄を対象として、10年配当度のスコアが高い順にランク付けした「10年配当株ランキング」を公開。ここでは、ランキングの3位と4位に入った2銘柄を紹介していこう(※データは7月3日時点。分析コメントは、ラカンリチェルカの村瀬智一さんと若杉篤史さん)。

 一つ目の銘柄は、10年配当度が92点でランキング3位の東京建物(8804)だ。

 東京建物は1896年創業で、マンション分譲とビル賃貸を柱とする企業。今期は大幅な増収を見込む。株主還元の強化への取り組みとして「累進配当の検討」を明示しており、今後の導入に期待。最大の強みである八重洲・日本橋・京橋エリアでは、2030年頃までに複数の大規模再開発を予定し、中長期で安心感がある。

 続いて紹介するのは、10年配当度が88点でランキング4位のみずほリース(8425)だ。

 みずほリースはみずほ系列の総合リース会社。リース事業は経済環境の悪化局面でも相対的に安定感があるため、高配当株として人気。特に同社は今年3月末に1株⇒5株の株式分割を行い、買いやすくなった。また、株主優待を廃止し、配当などによる株主還元に集約している。5月には丸紅と資本業務提携を結び、協業領域を拡大中だ。