ビアホールの壁に「巨大な穴」! “青空が見える店”になった衝撃の瞬間

AI要約

15日、金沢市内のビアホールで建物が崩壊し、大きな被害が発生。隣のビル解体工事の影響で、壁側に重機が突入したことが原因とされる。

ビアホールでは営業ができなくなり、予約客へのキャンセルが続出。売上にも大きな影響を及ぼす見込み。

現在補償について業者と交渉中であり、今後の対応が焦点となっている。

ビアホールの壁に「巨大な穴」! “青空が見える店”になった衝撃の瞬間

 15日、石川県金沢市内にある創業56年のビアホールの2階部分。その壁が突然…。

 轟音とともに崩れ落ち、砂煙があがる。

 天井の梁も折れてしまった。駆け付けたスタッフの目の前に広がる無残な光景。ぽっかり空いた穴の向こうには青空が見える。

 被害を受けたビアホール「ぴるぜん」料理長は「言葉が出ないというのが、率直な意見」と口にした。

 いったい何が起きたのか?

 ぴるぜん料理長は「うちの建物だけを残し、隣のビルを解体するという作業だったが、大きい重機で基礎のコンクリートを剥がす作業をしていて、その基礎のコンクリートの部分が、何かの影響で(店の)壁側に突っ込んだ」と説明する。

 工事現場越しに見た2階には、現在ブルーシートがかかっている。重機が壁に穴を開けたのだろうか?

 「(重機で)コンクリートを崩しながら、中にある鉄筋のワイヤーなどを切りながら切り離す作業をしていたようだ」(ぴるぜん料理長)

 重機の先端を使った作業は、まさに壁一枚隔てた向こうで行われていた。それもそのはず。去年、工事が始る前に撮影された映像には、隣接していたビルとの間に隙間はほとんどない。業者から前の知らせを受けていた店では、休業していたためけが人はなかったが…。

 「やはり夏場、7月、8月のかき入れ時に営業ができないのは悲しい」(ぴるぜん料理長)

 店では、予約が入っていた500人ほどの団体客などにキャンセルの連絡をするハメに…。8月いっぱい休業が続けば、見込んでいた売り上げおよそ1000万円が消えることになる。

 補償などについては、これから業者と話し合いを進めていくという。

※これはテレビ朝日「グッド!モーニング」で放送した内容をABEMA TIMES編集部で記事化したものです。