【えっ!? 一戸建てがシャコタン!?】エアサスで極限までローダウンする「動く一戸建て」
ウィネベーゴの最小モデルであるウォーリアーをリフォーム&エアサスで遊び倒すというカスタムプロジェクトが紹介されています。
ウォーリアーはトヨタ・ピックの1.5t積みロングシャシーに小さな一戸建てを搭載した個性的な車両で、見た目は80系ハイラックスとも似ています。
日本国内で購入&カスタムされたウォーリアーは、キャンピングカーとキャンピングはが合体したようなテーマでデザインされており、アート的なエアサスシステムを備えています。
ウィネベーゴの最小モデルを
リフォーム&エアサスで遊び倒す!
BASE CAR:ウィネベーゴ・ウォーリアー/1991年型
見た目は80系のハイラックスだが、正しい車名はウィネベーゴ・ウォーリアー。
USモーターハウス界の大御所、ウィネベーゴが、トヨタ・ピックの1.5t積みロングシャシーに、小さな一戸建てを載っけた“ウォーリアー”という同社最小モデルがベースとなる。
実を言うと、チラッと見ただけではウォーリアーのヤバさは伝わりきらない。
「キレイなヤツを引っ張ってきたんじゃね?」とか「キャンパーがハヤってるから、それに乗っかった?」とか思う人がいても何もフシギじゃない。
だが、そんなうす~いヨミは、ことごとく大ハズレ!
ちょうど欲しいと思っていたウィネベーゴに、若き日に愛用していた80系ハイラックスを使ったウォーリアーがあると知り、即手配。
アメリカにあるのはくたびれたモノばかりだったことから、日本国内にあったノーマル車両(とはいえ、これも十分グサグサだった)を今回は購入&カスタムしたそうだ。
テーマは、「ボンネビルに行く途中でスタックして、今日はここらでキャンプかな(笑)」。
真っ白だったキャビン&ハウスは、それぞれ赤とベージュでお色直し。
そこに描かれた社名ロゴ、ストライプ、レタリングは、リアルなペイントではなく、カッティングシートによるもの。
これはオーナーのお仕事が看板屋サンで、カッティングシート技術の高さをアピールするために、あえて採用した技術なのだという。
そして、フロントにダイナ用15インチホイールを入れ、アキュエアー制御のエアサスを仕込めば、全長6.3m/全幅2.2m/車重2t超えの巨体が、スルスルと芸術的にスラムドする段取りになるそうデス!!
『カスタムCAR』2020年2月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)