平均7677万円、東京23区は1億855万円 首都圏マンション販売価格 上半期

AI要約

不動産経済研究所が22日発表した2024年上半期の首都圏の新築マンション1戸当たりの平均価格は前年下回る7677万円となった。

東京23区では前年比16.3%減の1億8550万円となり、富裕層向けの高額物件が影響していた23年同期の1億2962万円から下がった。

平均価格のマイナス要因は、港区で2億円を超える物件が過去に発売されたことからの反動である。

 不動産経済研究所が22日発表した2024年上半期(1~6月)の首都圏(東京都と神奈川、埼玉、千葉各県)の新築マンション1戸当たりの平均価格は7677万円と、前年同期の8873万円を下回った。

 

 東京23区は前年同期比16.3%減の1億855万円。23年同期は1億円の大台を初めて超え、1億2962万円となっていた。港区で平均価格2億円を超える物件が発売されるなど、富裕層向けの高額物件が大幅に押し上げていた。24年上半期は、その反動から平均価格はマイナスとなった。