投資家アナウンサー・佐田志歩「今後、グロース株が上がる時期まで注視し続ける」

AI要約

佐田志歩さんは、フリーアナウンサーとして活躍する傍ら、投資家として成功を収める目指し、投資に取り組んでいる。株式市場の動向についての印象や取引戦略について語っている。

今年の株式市場は、日経平均株価の史上最高値更新や半導体銘柄の上昇などさまざまな動きがあったが、彼女自身の投資戦略も課題があり、株価の伸びに悩んでいる様子がうかがえる。

しかし、グロース株の上昇を期待しており、陰線の出方や底打ちの判断基準など、着実な取引を心がけていることが伺える。

投資家アナウンサー・佐田志歩「今後、グロース株が上がる時期まで注視し続ける」

 フリーアナウンサーとして競馬番組のキャスターやイベントMCなどで活躍する傍ら、投資家として“億り人”を目指す佐田志歩さん。成功を収めた個人投資家と直接会う機会が多い佐田さんですが、投資を始めたばかりのときは負けが続いていたと言います。彼女が勝ちへの道筋を見つけたきっかけとは?全3回にわたって送るインタビューの最終回。

――上半期が終わりましたが、今年についてどんな印象がありますか?

 1月~3月は半導体銘柄が上がり、日経平均株価も史上最高値を更新しました。しかし、グロース株はその恩恵を受けられず……。6月になり、日経平均株価も伸び悩んでいて、今後の動きを予想するのが難しいと感じています(取材は6月に実施)。

 私自身の話でいうと、グロース株で「これは好決算で間違いがない」と思った銘柄があったのですが、株価が上がらない状態が続いています。業績は良いですが、なかなか株価が伸びないので、今年5月ぐらいからグロース株を買うのを中断。上がり始めたら買いたいと思っています。

 これまでの株価底打ち判断は、陰線が出ている最中に「これ以上、下がらないだろう」という“肌感覚”で取引をしていました。しかし、今は陰線に長い下ヒゲが出ていたら底打ちも近いと分析することもあります。それで買うと負けてしまうこともあるのですが、翌日陰線が出て含み損になってしまったときには、潔く損切りしています。

 ただ、今後グロース株が上がる時期が来るはずなので、そこはしっかり拾っていきたいです。そのためにも注視し続けていきます。