「負けなければ自ずと勝ちになる」凄腕投資家・テスタの言葉を胸に…アナウンサー兼投資家・佐田志歩「『株はお金持ちが投資するもの』は誤ったイメージだった」

AI要約

佐田志歩さんはフリーアナウンサーとして競馬番組のキャスターやイベントMCで活躍しながら、個人投資家として成功を収めた人物です。彼女が投資を始めたきっかけは、松井証券のYouTube番組で資産運用に興味を持ち、株主優待に魅力を感じたことでした。

投資を始める際には、株の敷居が思ったよりも低く、少額から取引できることに驚きを感じたと述べています。また、投資を始める前は1000万円ほど必要と考えていたが、実際には30万円ほどでスタートできたことで心理的ハードルが下がったと述べています。

個人投資家の名言から「負けなければ自ずと勝ちになる」という教訓を得た佐田さんは、防御力も重要であることを学びました。成功している投資家との出会いが彼女の投資観に大きな影響を与え、億り人を目指す決意を強めるきっかけとなったと述べています。

「負けなければ自ずと勝ちになる」凄腕投資家・テスタの言葉を胸に…アナウンサー兼投資家・佐田志歩「『株はお金持ちが投資するもの』は誤ったイメージだった」

 フリーアナウンサーとして競馬番組のキャスターやイベントMCなどで活躍する傍ら、投資家として“億り人”を目指す佐田志歩さん。成功を収めた個人投資家と直接会う機会が多い佐田さんですが、投資を始めたばかりのときは負けが続いていたと言います。彼女が勝ちへの道筋を見つけたきっかけとは?全3回にわたって送るインタビューの第1回。

――まずは投資を始めたきっかけを教えてください。

 私が投資に出会ったのは、2020年夏頃から始まった松井証券のYouTube番組「資産運用!学べるラブリー」でした。お笑いコンビ・マヂカルラブリーとともに資産運用について学ぶ番組で、私は進行役として、現在も出演しています。

 この番組が始まる前まで、「株は難しそう」「株はお金持ちが投資するもの」というイメージを抱いていましたが、番組を通して学んでいくなかで「私にもできるのではないか」と少しずつ興味が沸いてきました。そのなかでも特に惹かれたのは、株主優待でした。「日常生活のなかで、少しだけお得感があれば嬉しい」という思いで、早速やってみることに。

 まずは、三越伊勢丹ホールディングス(3099)を買って、三越伊勢丹で使える10%割引の優待カードを貰いました。化粧品などもお得に買えるので嬉しかったですね。

――実際に株を始めてみて、ギャップは感じましたか?

 株の敷居は高いものだと思っていましたが、一歩踏み出してみると少額からでも始められますし、実際に株を買うことは難しいことではない点がギャップでした。

――ちなみに、投資を始める前は資金がいくら必要だと思っていましたか?

 1000万円ぐらい必要だと思っていたんですが、実際には30万円ぐらいあれば投資を始められるとわかって心理的ハードルが下がりました。結果100万円で3銘柄に分散して投資をスタートさせました。

 また、「資産運用!学べるラブリー」の収録が進むにつれ、「私も個別株で資金を増やしてみたい」という願望が芽生えてきました。学ぶなかで「100万円を億にすることができるかもしれない」と知って、本格的に株にのめり込むようになりました。

――佐田さんは仕事柄、株で成功している方と出会われる機会が多いと思います。佐田さんに刺さった投資家の名言があれば教えてください。

 共演している個人投資家のテスタさんがテレビや雑誌などでもよく仰っている「負けなければ自ずと勝ちになる」という言葉です。投資の世界では、大きく勝つ場面も必要だと思いますが、何よりも負けないことが大切なのだと学びました。せっかく貯めた100万円が0円になってしまっては、億り人は目指せませんからね……。防御力も投資の世界では必要ということは、最初に知って驚いたことでもありました。

 株で成功している方は言語化するのが上手で、「私にもできるかもしれないと」いう気持ちにさせてくれます。彼らとの出会いがなければ、億り人になる目標は立てていなかったかもしれません。