〔米株式〕NYダウ下げに転じる、224ドル安=ナスダックも安い(18日昼)

AI要約

18日昼のニューヨーク株式相場は、TSMCの好決算を手掛かりとした買いが細り、下げに転じている。

早期の米利下げ観測を背景に、大型IT株から小さい銘柄に買いが拡大。TSMCの四半期決算が好調で半導体関連株に買い戻しが入るも、上値が重くなり、マイナス圏に転落。

ダウ平均は一時続伸し最高値を更新したが、その後下落した。ナスダックもマイナス圏に転落。

 【ニューヨーク時事】18日昼のニューヨーク株式相場は、TSMC(台湾積体電路製造)の好決算を手掛かりとした買いが細り、下げに転じている。午前11時50分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比224.29ドル安の4万0973.79ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が205.89ポイント安の1万7791.03。

 早期の米利下げ観測を背景に、これまで株高をけん引してきた大型IT株から、より時価総額の小さい銘柄に買いが拡大。この日は、人工知能(AI)向けの最先端半導体を手掛けるTSMCの堅調な四半期決算を好感し、前日に売り込まれた半導体関連株に買い戻しが入る中、ダウ平均は続伸、取引時間中の最高値を更新した。しかし、その後は次第に上値が重くなり、ナスダックとともにマイナス圏に転落している。