日本特殊陶業 セラ製ベアリングボール 電動車向け生産拡大

AI要約

日本特殊陶業の川合尊社長は、電気自動車の普及に伴い、軸受け用セラミックボールの生産量が3倍まで伸びる見通しを示した。

セラミックボールは絶縁性が高く、EVの駆動モーターなどで使用されており、需要が拡大している。

日本特殊陶業は次期増産に向けた準備を進めており、EV市場における重要なパートナーとしての地位を固めている。

日本特殊陶業 セラ製ベアリングボール 電動車向け生産拡大

 自動車用点火プラグなどを製造する日本特殊陶業(本社名古屋市)の川合尊社長は中部経済新聞の取材に応じ、電気自動車(EV)の駆動モーターなどに用いられる軸受け用セラミックボールの生産量が本年度、2021年度比で3倍まで伸びる見通しを示した。EVの普及を背景に、絶縁性が高い同製品の需要が伸びており、次期増産にむけた準備も進めているという。