NY株、一時4万1千ドル台 早期利下げ期待で買い先行

AI要約

ニューヨーク株式市場では、早期の利下げ期待が高まり、ダウ工業株30種平均が続伸。FRB幹部の発言により利下げの可能性が高まり、投資家が買い注文を殺到させた。

ダウ工業株30種平均は99.74ドル高の4万1054.22ドルとなり、取引時間中の最高値を更新。ナスダック総合指数はハイテク株中心に下落し、1万8174.04ポイントとなった。

金利の下落が投資家にとって有利と見られ、株式市場は好感を示している状況だ。

 【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、午前10時現在は前日比99.74ドル高の4万1054.22ドルを付けた。早期の利下げ期待の高まりを背景に買い注文が膨らみ、取引時間中の最高値を更新。一時、4万1000ドルを超えた。

 米連邦準備制度理事会(FRB)幹部が17日、物価や雇用が堅調さを保てれば、FRBが9月にも利下げに踏み切る可能性が高まるとの見方を示した。金利が下がれば投資に有利になると好感され、買い注文が集まった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は335.30ポイント安の1万8174.04。