DJI、撮影映像を離れた場所でモニタリング「DJI SDR Transmission」

AI要約

DJIは、新たなワイヤレス映像伝送システム「DJI SDR Transmission」を発表した。中小規模の撮影クルー向けに設計されており、安定性と耐干渉性、透過性に優れるという。

SDR技術により、複雑な撮影環境でも安定した動画伝送が可能。モニター上でビットレート最大20Mbps、遅延35ミリ秒で1080p/60fpsのライブ映像を視聴可能。動画は、最大3km離れた場所まで伝送可能できる(日本国内では2km)。

3つのSDR信号と2つのWi-Fi信号の同時出力に対応しています。配信モードでは、接続できるレシーバーの数に上限はなく、複数のコラボレーターに高品質なモニタリングが可能。

DJI、撮影映像を離れた場所でモニタリング「DJI SDR Transmission」

DJIは、新たなワイヤレス映像伝送システム「DJI SDR Transmission」を発表した。中小規模の撮影クルー向けに設計されており、安定性と耐干渉性、透過性に優れるという。価格は以下の通り。

・DJI SDR Transmissionコンボ:93,280円

・DJI SDR Transmissionトランスミッター:52,580円

・DJI SDR Transmissionレシーバー:52,580円

・DJI SDR Transmissionスマートフォンホルダーキット:6,710円

・DJI SDR Transmissionタブレットホルダー キット:6,710円

・RX - スマートフォン接続ケーブル(USB-C - USB-C、22 cm):1,320円

SDR技術により、複雑な撮影環境でも安定した動画伝送が可能。モニター上でビットレート最大20Mbps、遅延35ミリ秒で1080p/60fpsのライブ映像を視聴可能。動画は、最大3km離れた場所まで伝送可能できる(日本国内では2km)。

チャンネルに干渉が生じた場合は、2.4GHz、5.8GHz、DFS周波数帯域を自動で切り替えて最適なチャンネルを検出する。

3つのSDR信号と2つのWi-Fi信号の同時出力に対応しています。配信モードでは、接続できるレシーバーの数に上限はなく、複数のコラボレーターに高品質なモニタリングが可能。レシーバーは、SDI/HDMI経由でモニターに接続でき、スマートフォンやタブレットの場合は、USB-CまたはWi-Fi経由で接続できる。Wi-Fi接続することで、レシーバーの追加が不要。コストに優れたデュアルチャンネルのモニタリングが可能になる。

DJI RSシリーズスタビライザーと併用すると、DJI SDR Transmissionは、Force Mobile、仮想ジョイスティック、ジンバル再センタリング機能に対応。カメラと組み合わせると、カメラのPTP制御に対応し、絞り、シャッター、ISOの表示と調整に加えて、アプリ経由でのカメラの写真撮影や動画撮影の開始操作も可能になる。

ソニー製カメラのCEC制御にも対応。ミラーリング操作モードを有効にできる。

メタデータの伝送もできるため、撮影中のコラボレーションも可能。DJI SDR Transmissionを配信モードでDJI Roninアプリに接続し、アプリ内でカメラインデックスをシームレスに切り替えられる。

SDI経由でARRIやREDなどの主要なシネマカメラの調整も可能。ディレクター、撮影者、DITチームが、詳細な撮影情報にリアルタイムでアクセスできる。