最高速190km/hのメガスクーターだとぉ?! イタルジェット驚異の「ドラッグスター700ツイン」登場!

AI要約

イタルジェットは、68馬力を発揮する2気筒エンジンを搭載したスクーター「ドラッグスター700ツイン」の姿とスペックを公開。

692ccのエンジンやハイブリッドフレーム、I.S.S.を封印し、オーリンズ製ショックなどを搭載する「ドラッグスター700ツイン」はメガスクーターの仲間入り。

エンジン仕様やトランスミッション、ブレーキシステムなど、通常のスクーターとは異なる特徴を持つモデル。

最高速190km/hのメガスクーターだとぉ?! イタルジェット驚異の「ドラッグスター700ツイン」登場!

イタルジェット(伊)は、68馬力を発揮する2気筒エンジンを搭載したスクーター「ドラッグスター700ツイン(DRAGSTER 700 Twin)」の姿とスペックを公開した。

イタルジェットがとんでもないスクーターを市販しそうだ。見出しの通り692ccの並列2気筒エンジンを搭載し、フレームにはスチール製トレリス部分とアルミ製のステアリングヘッド部分を組み合わせたハイブリッドを採用。同社の得意とするI.S.S.(インディペンデントステアリングシステム)は封印し、マルゾッキ製倒立フロントフォーク、オーリンズ製のステアリングダンパーとリヤシングルショックを装備する。

そんな「ドラッグスター700ツイン(DRAGSTER 700 Twin)」は、EICMA 2022で公開されたドラッグスター500GP、EICMA 2023で公開されたドラッグスター559ツインという歴代コンセプトモデルを下敷きにしており、さらなるパワーが与えられたというメガスクーターだ。

今回のオンライン発表では外観とスペックが明らかにされたので解説していきたい。

まず水冷4ストローク並列2気筒のエンジンだが、スクータースタイルながらトランスミッションはマニュアルの6速で、クラッチも通常の湿式多板とされ、フレームに直接搭載することともにモーターサイクルと同様のチェーンドライブを採用。イグニッションシステムはデルファイ(Delphi)製のEFIだ。

前後15インチホイールには前120/後160mm幅のラジアルタイヤを装着し、ブレンボ製ブレーキシステムはフロントにφ270mmのダブルディスク、リヤにφ230mmディスクを採用した。もちろんABSは標準装備だ。一般的な“スクーター”という言葉から連想するようなメットインスペースやフットボードは存在せず、左手のクラッチレバーを含めマニュアルトランスミッションのモーターサイクルと同じ操作系とされている。