「今にも動き出しそう!」廃部品とレジンで作る“今まで見たことない”生き物が話題。1円玉サイズのアートに衝撃…!

AI要約

メカメカしいミジンコが話題! レジンアート作家がミジンコを作成し、独特な世界観を表現。

ミジンコの大きさや材料、制作者のコンセプトについて紹介。

廃部品と機械パーツを使った斬新なアイデアに反響があり、他の生き物も制作予定。

「今にも動き出しそう!」廃部品とレジンで作る“今まで見たことない”生き物が話題。1円玉サイズのアートに衝撃…!

まるでSFの世界……! メカメカしいミジンコが話題です。

レジン(樹脂)によるアート作品で知られる「みぃ」さん(@mikamama422)が7月8日、ミジンコをテーマにした新作をX(旧Twitter)上で披露したところ、約3.2万件の「いいね」が集まりました。

「ミジンコ作った」「きっと暑さのせい」という言葉と共に投稿された写真に写っているのは、廃部品とレジンでできたミジンコです。

ミジンコの輪郭は銀色のワイヤーで縁取られています。臓器や目の位置に合わせて廃部品や歯車が入っていて、レジンでぷっくりとコーティングされています。

レジンが透明なので、中に入っている大小様々な歯車やコンデンサが見えており、本物のミジンコっぽいのに無機質さもあって不思議な世界観です。

ミジンコ独特の手のような触覚は、ねじって先端がバラバラの方向を向いた電線で再現されています。なんだかディストピアな世界で生きている生物みたい……!

みぃさんはリプライで「ミジンコの大きさは1円玉サイズです」と説明し、1円玉とミジンコの大きさを比較した画像を投稿しています。

廃部品などでミジンコを作るというユニークなアイデアに、「今にも動き出しそう!」「今まで見たことないアート!」「部品ってこんな風に活かせるんだ……」などの反響が寄せられました。

歯車や電線といった機械パーツでミジンコを作るという斬新な発想はどのように生まれたのか、BuzzFeed編集部は制作者のみぃさんに話を聞きました。

みぃさんは、廃部品とレジンを組み合わせた作品「新械生物」を3年前に考案。深海生物だけでなくミジンコのような微生物や昆虫など、制作したユニークな「新械生物」はXやInstagramで公開しています。

ーー「新械生物」というユニークなコンセプトの作品を作り出したきっかけを教えてください。

「生物の造形と無機質な機械が融合した不思議な生き物を作ってみたい……と考えた時に、まず思いついたのが魚でした」

「そもそもの生命の源といえば『海』。そこで、『魚や深海魚にスポットを当ててみよう!』と思いました。【新械生物】は、新しい機械の生物と深海を掛け合わせて名付けました」

「普段は水生生物を扱っていますが、たまに昆虫なども作っています。今回の微生物のようにちょっと変わった『新械生物』も増やしていきたいと思っています」