〔ロンドン外為〕円、159円台前半(12日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場の円相場が急落し、1ドル=159円台前半に下落した。

前日は円高・ドル安の動きが続いたが、介入警戒感から小幅な値動きにとどまっている。

対ユーロやポンド、スイス・フランの相場もそれぞれの動きを示している。

 【ロンドン時事】週末12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、前日に急騰した反動で売りが優勢となり、1ドル=159円台前半に下落した。正午現在は159円06~16銭と、前日午後4時(158円51~61銭)比55銭の円安・ドル高。

 前日は米消費者物価指数(CPI)の発表直後に一気に円高・ドル安が進み、円は161円台から157円台に4円以上も急騰した。日本政府・日銀が為替介入に踏み切った可能性が指摘されている。この日は反動で円売り・ドル買いが優勢となったが、介入警戒感から小幅な値動きにとどまっている。

 対ユーロは1ユーロ=173円24~34銭(前日午後4時は172円43~53銭)と、81銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0885~0895ドル(同1.0873~0883ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2958~2968ドル(同1.2919~2929ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8954~8964フラン(同0.8931~8941フラン)。