同僚とランチに行くと、私の分もクレカで払ってマイルを貯めています。貯めたマイルで旅行にいったそうですが、そんなに貯まるのでしょうか?

AI要約

クレジットカードを使用すると、ポイントやマイルがたまる仕組みを解説。

ポイントやマイルの交換方法や利用価値、還元率について詳細に説明。

カードの種類による還元率の違いや年会費の影響についても述べられている。

同僚とランチに行くと、私の分もクレカで払ってマイルを貯めています。貯めたマイルで旅行にいったそうですが、そんなに貯まるのでしょうか?

同じ課内の仲良しの同僚は、ランチやコンビニでのちょっとした買い物の時も「僕がまとめてカードで支払います」と言います。どうやらポイントやマイルを貯めているようです。

先日は貯まったマイルで沖縄に行ったらしく、おみやげをもらいましたが、なんだかモヤモヤします。私は現金派なのですが、ポイントやマイルってそんなに貯まっていくのでしょうか?

クレジットカードで支払いをすると、さまざまなポイントをもらえることが一般的になっています。そのため、ポイントを積極的に貯めて使う「ポイ活」や、貯まったポイントで投資をする「ポイント投資」などの言葉も普通に使われるようになってきました。

貯められるポイントの種類は多数ありますが、一般的に流通範囲が広いものは図表1のとおりです。

【図表1】

航空会社のマイレージクラブで広範囲に流通するものは、図表2のとおりです。

【図表2】

クレジットカードを使うと、上記のようなポイントやマイルが貯まります。クレジットカードで貯まるポイントやマイルは1種類の場合が多いですが、一定数のポイントやマイルが貯まると他のポイントやマイルへ交換できることがほとんどです。

ポイントやマイルは1ポイントや1マイルを1円として、提携するショッピングサイトで利用できます。ポイントはコンビニなどのお店でも利用できるものもあります。

航空会社のマイルは、一定のマイル数で航空券と交換できることも魅力です。そのほか、宿泊やパッケージ旅行などへも交換可能なので、よく旅行する人や旅行好きな人には利用価値が高いでしょう。

クレジットカードの支払額に応じて、ポイントやマイルが貯まりますが、どの程度貯まるのでしょうか。それを表すのが還元率です。例えば、クレジットカードを1万円の買い物に使った時に50円分のポイントがもらえると、還元率は0.5%(50円÷1万円×100)となります。

クレジットカードのステータスが高いほど、年会費が高く、ポイント還元率も高いのが一般的です(一部例外を除く)。

例えば、Vポイントがもらえる三井住友カード(NL)は、年会費無料で通常ポイントの還元率は0.5%ですが、プラチナプリファードカードでは年会費が3万3000円で通常ポイントの還元率が2倍の1%になります。

航空会社のマイル還元率は、ANAカード(一般カード)は、年会費2年目以降2200円で、マイル還元率はマイル交換手数料を払うと1%、払わない場合は0.5%です。ANAアメリカン・エキスプレスカードは、年会費7700円でマイル還元率は1.0~1.5%です。

年会費無料のカードの還元率は、0.5%~1%程度が相場のようです。ただし、楽天カードのように、楽天グループのサービスを利用するほど還元率が上がるものもあります。