改良型「スバルBRZ」登場 MT車には専用の「SPORTモード」を新設定

AI要約

2024年7月12日、スバルはFRスポーツカー「スバルBRZ」の改良型を発表した。

改良には、MT車専用の「SPORTモード」やAT車のマニュアルダウンシフト制御が追加された。

さらに、ダンパー減衰力特性やアシスト特性の最適化、値上げなどが行われた。

新しいBRZには、スポーツカーらしい操縦安定性と乗り心地が実現されており、ウインカーレバーやデイタイムランニングライトの変更もある。

価格は従来モデルに比べてMT車が2万2000円の値上げとなり、AT車は据え置きだ。

ラインナップはカップカー ベーシック、R、S、STI Sportの4つであり、価格はそれぞれ異なる。

改良型「スバルBRZ」登場 MT車には専用の「SPORTモード」を新設定

スバルは2024年7月12日、FRスポーツカー「スバルBRZ」の改良型を発表した。

2023年9月の仕様変更に続き、スバルBRZに改良が施された。

最新型では、スーパー耐久シリーズに参戦しているTeam SDA Engineeringの取り組みで得た知見から生まれた、MT車専用の「SPORTモード」が新たに採用された。このモードでは、アクセル操作に対して全回転域でエンジンが忠実に反応するようになり、アクセルのコントロール性が向上。あわせて「アクティブサウンドコントロール」の音量も切り替わり、ドライバーの気分を高揚させるという。

AT車については、マニュアルダウンシフト制御を、ドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定に変更。オーバーレブの危険性がない状況ではドライバーの意思でダウンシフトできるようにエンジン回転数の領域を拡大した。

さらに、「カップカー ベーシック」「R」「S」のダンパー減衰力特性と、全グレードの電動パワーステアリングのアシスト特性を最適化。スポーツカーらしい操縦安定性と乗り心地を実現したとアピールされる。

ウインカーレバーの操作方式をロック式にし、カップカー ベーシックを除きデイタイムランニングライトを採用するなどの変更も施されている。

ラインナップと価格は以下のとおり。従来モデルに対しては、MT車がそれぞれ2万2000円の値上げ。AT車は据え置きとなっている。

・カップカー ベーシック:372万2400円(6MT)

・R:332万2000円(6MT)/335万5000円(6AT)

・S:350万9000円(6MT)/354万2000円(6AT)

・STI Sport:378万4000円(6MT)/381万7000円(6AT)

(webCG)