株式投信残高、初の130兆円超 新NISAから半年、勢い続く

AI要約

上場投資信託を除く公募株式投信の純資産総額は、8カ月連続で過去最高を更新し、初めて130兆円の大台を超えた。

新しいNISA制度の開始から半年が経過しても、資金流入の勢いが続き、6兆4846億円増加し、130兆9574億円に達した。

6月の月額販売額は3兆6996億円で、海外株式への投資が特に好調だった。

株式投信残高、初の130兆円超 新NISAから半年、勢い続く

 投資信託協会が11日発表した6月末の上場投資信託(ETF)を除く公募株式投信の純資産総額(残高)は、前月末比6兆4846億円増の131兆9574億円と8カ月連続で過去最高を更新し、初めて130兆円の大台を超えた。新しい少額投資非課税制度(NISA)の開始から半年が経過したが資金流入の勢いが続き、前月からの増加額も過去最高だった。

 6月の月額販売額は3兆6996億円。1~6月の月平均は3兆7749億円で、昨年1年間の月平均の2兆3911億円を大きく上回った。主要株価指数の最高値更新が続いた米国など、海外株式に投資する投信の販売が特に好調だった。