V12ハイブリッド+4ターボ搭載で1850馬力、公道最強のV12ハイパーカー『オーロラ』登場

AI要約

デンマークのゼンヴォオートモーティブは、新型ハイパーカー『オーロラ』を開発し、英国のイベントに出展する。

オーロラは世界最強と自負する公道走行可能なV12エンジンを搭載し、ハイブリッドパワートレインを採用している。

パフォーマンス面でも優れ、0-100km/h加速2.3秒、最高速450km/hという驚異的な性能を持っている。

V12ハイブリッド+4ターボ搭載で1850馬力、公道最強のV12ハイパーカー『オーロラ』登場

デンマークのゼンヴォオートモーティブ(Zenvo Automotive)は7月11日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」に、V12エンジンを搭載する新型ハイパーカー『オーロラ』を出展する。

ゼンヴォオートモーティブは、デンマーク・コペンハーゲン近郊に本拠を置く。デンマーク初のスーパーカーの開発に取り組み、2007年に最初のスーパーカーとして、ゼンヴォ『ST1』を発表した。同車はその後、『TS1』に進化している。同社の最新作が、オーロラだ。カーボン製モノコックとカーボン製サブフレームを備えたモジュラー設計のシャシーを採用する。

オーロラのパワートレインは、公道での使用を前提に設計されており、世界で最もパワフルな公道用V12エンジン、と自負する。6.6リットルV型12気筒ガソリンエンジンに、4個のターボを装着する。このV12エンジンは、最大出力1250hp/8000rpmを発生し、9800rpmまで回る。

オーロラでは、V12エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載する。ツーリング仕様の「Tur」グレードの場合、フロントの2つのモーターとリアのシングルモーターが最大で600hpのパワーを引き出し、システム全体で1850hpのパワーと173.3kgmのトルクを獲得する。このユニークなパワートレインは、公道での使用を想定して設計されたもので、公道走行が可能なV12エンジンとしては世界最強という。

トランスミッションはパドルシフト付きの7速。乾燥重量は1450kg。0~100km/h加速2.3秒、最高速450km/hの性能を実現している。