グーグル親会社アルファベット、ハブスポット買収交渉棚上げ-関係者
アルファベットは、マーケティング・ソフトウェア会社ハブスポットの買収計画を棚上げしたことが明らかになった。
買収に向けた具体的な議論が進展しておらず、ハブスポットの株価は大幅に下落した。
アルファベットやハブスポットはコメントを控えており、買収の可能性は現時点で不透明となっている。
(ブルームバーグ): 米グーグルの親会社アルファベットがマーケティング・ソフトウェア会社ハブスポット買収に向けた取り組みを棚上げしたと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。買収が実現すれば、テクノロジー業界で今年最大級の案件となる見通しだった。
アルファベットは今年に入ってハブスポットに関心を伝えていたが、双方はデューデリジェンス(資産査定)を巡り詳細な議論に至らなかったという。関係者は部外秘について話しているとして匿名を条件に語った。
ハブスポットの株価はこの報道後にニューヨーク市場で一時19%安と、2020年以来の大幅下落となった。
アルファベットの担当者はこれまでのところコメントしていない。ハブスポットの広報担当者はコメントを控えた。
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原題:Google Parent Alphabet Is Said to Shelve Interest in HubSpot (1)(抜粋)
--取材協力:Brody Ford、Katie Roof、Davey Alba.
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