ナイキとハイパーアイスが共同開発したアスリート向けのテクノロジー内蔵ブーツとベストを発表

AI要約

ナイキ×ハイパーアイスブーツとベストはアスリート向けに開発された革新的なアイテム。

ブーツは足と足首にマッサージを提供し、リカバリーをサポートする機能を持つ。

ベストは体温調整に役立ち、レブロン・ジェームズも高評価している。

ナイキとハイパーアイスが共同開発したアスリート向けのテクノロジー内蔵ブーツとベストを発表

ナイキ(NIKE)とヘルステクノロジー企業のハイパーアイス(HYPERICE)は共同で、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように設計された“ナイキ×ハイパーアイス ブーツ”と“同 ベスト”を開発した。

“ナイキ×ハイパーアイス ブーツ”

“ナイキ×ハイパーアイス ブーツ”は、アスリートの足と足首に必要に応じて温熱とダイナミック エアコンプレッションを用いたマッサージを提供するシューズ。足と足首の筋肉と組織の深部まで熱が伝わるように設計されており、アスリートの動き、パフォーマンス、自然で素早いリカバリーをサポートする。シューズのインソールにはバッテリーが内蔵されていて、3段階の加圧と温熱を選択することができ、ボタンを押すだけで両方のシューズを同時、または左右のシューズを個別に作動させることが可能だ。

アメリカの陸上短距離選手であるシャカリ・リチャードソンは「この春から、トレーニングセッションやレース前後でのリカバリーに“ナイキ×ハイパーアイス ブーツ”を使用している。このブーツは軽量設計で持ち運びもしやすく、日々のルーティンの中に取り入れることができる。さらに、加圧と温熱を1つのデバイスで組み合わせることで、リカバリーを早めることができる」とコメントする。

“ナイキ×ハイパーアイス ベスト”

“ナイキ×ハイパーアイス ベスト”は、“ハイパーアイスXライン”の温冷療法用デバイスに使われているのと同様の熱電クーラーを使用して氷や液体を使うことなく瞬時に加熱・冷却ができ、ウォームアップやクールダウンの際にアスリートの体温を調整することができる。

ベストには、センサーが自律的に体温を維持するサーマルモジュールが内蔵されており、ベスト内のエアブラダーと圧力センサーは、サーマルモジュールを内側に押し込むことで身体にフィットし、快適性を高めると同時に、加熱・冷却の技術の効果を最大限に高める

レブロン・ジェームズは「バスケットボール選手としての準備において、常に身体のケアは重要な要素。その努力のおかげで私は21年以上、高いレベルのプレーを維持できている。1年以上前、開発中だった“ナイキ×ハイパーアイス”のブーツとベストを試した時に、アスリートのウォームアップとリカバリーに革命を起こすだろうと確信した」とコメントする。

ハイパーアイスの創業者兼社⻑であるアンソニー・カッツは「ハイパーアイス創業以来、私たちはプロダクトに込めたこだわりや革新性、そしてアスリートとのつながり方まで、ナイキから多くのインスピレーションを得てきた。このコラボレーションは、アスリートのパフォーマンスとリカバリー力を高める革新的なフットウェアとアパレルを提供するために、両ブランドが⻑年取り組んできたことの集大成。今回のコラボレーションはほんの始まりに過ぎない」と話す。