今が旬!桃の“美味しい”選び方 ポイントは…皮?大きさ?硬さ?

AI要約

桃の選び方について、果物のプロが教えるポイントがある。

おいしい桃を選ぶポイントは皮の色ではなく、白い点々を見ること。

白い点々が多いほど甘味が強く、おいしい桃である証拠となる。

今が旬!桃の“美味しい”選び方 ポイントは…皮?大きさ?硬さ?

 今が旬の桃の選び方です。実は、桃のある部分を確認すると、おいしいかどうかが分かります。ご存じでしたか?

 甘くてジューシー、冷たいデザートとも相性抜群な、今が旬の桃。そんな桃を買う時、皆さんはどうやって選んでいますか?

街の人

「白っぽ過ぎると、ダメなのかなと思う。赤くなっているのを買う」 「あくまでも見た目、あと形、大きさ、色と」

「傷んでなさそうな、やわらかくないのを選ぶ。どうせ熟れてくるから」

 実は、おいしい桃を選ぶ方法があるんです。

 教えてくれたのは、おなじみのこの人!30年以上果物を扱う“目利きのプロ”。「桃を売るために青果店を始めた」というスーパーアキダイの秋葉弘道社長です。 

秋葉社長

「どうしても収穫段階で変わるものがあるので、箱の中でも選ぶ時は差が出ます。間違いなくね」

 “同じ箱の中でもおいしさが変わる”おいしい桃の選び方のポイントは、皮の色、大きさ、それとも硬さ、一体どれでしょうか?

秋葉社長

「見てもらうと分かりますが…赤い皮の中に白い点々がある」

 おいしい桃を選ぶポイントは「皮」。ただし、赤さを見るのではなく、白い点々を見るといいます。

秋葉社長

「シュガースポットとも言いますけど」

 シュガースポット?確かに表面を見ると白い点々がありますが、これが一体何を表しているのでしょうか。

秋葉社長

「点々がいっぱいあることで、甘さのバロメーターみたいなもの」

 秋葉社長が「シュガースポット」という点々は、一見すると傷のようにも見えますが…。  

 JAによりますと、この点々は糖度が上がり、皮に亀裂が入ることでできる「果点」と呼ばれるもの。つまり、果点が多いほど、甘くておいしいという証拠だといいます。

秋葉社長

「赤いのばかり選ぶ必要はない。見ただけで甘味が分かる」

街の人(40代)

「全然知らなかったです。これから斑点があるのを買います」

街の人(60代)

「この夏、シーズンですけど、それで選んでみます」

 おいしい桃の選び方・熟し具合は、くぼみの周りの皮の色で分かります。すぐ食べるなら、熟している「白い物」、少し置いて食べるなら「青っぽい物」を選ぶといいそうです。