米シティ、ハイチから撤退へ 需要減で半世紀の業務に幕

AI要約

シティグループが50年以上営業してきたハイチでの業務終了を決定。

撤退は機関投資家の需要と国際銀行業務の低迷が影響。

同行は戦略見直しの一環として中南米市場には引き続きコミットすることを表明。

米シティ、ハイチから撤退へ 需要減で半世紀の業務に幕

[8日 ロイター] - 米金融大手シティグループは、50年以上営業してきたハイチでの業務を終了する方針を明らかにした。機関投資家の需要と国際銀行業務の低迷を受けたもの。

同行は8日、撤退は戦略見直しの一環で、シティにとって大きな経済的影響はないと説明。既存の顧客向けの国際銀行業務とコルレス銀行業務は継続するとしている。

撤退で削減される従業員数は明らかにしなかったが、中南米には引き続きコミットするとした。

ロイターの追加のコメント要請には応じなかった。

シティは、2021年にジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)が就任して以後、非中核市場から相次いで撤退している。