【穴埋め問題】一流上司なら何と言う? 言動で差が出る、一流上司の共通点「5つ」

AI要約

一流の上司とは、部下に明確な目標を与えることが重要である。

指示を曖昧にせず、数字を入れた形で示すことで行き違いを防ぐことができる。

メンタルが安定している上司は感情を抑え、部下の変化に敏感に気づくことができる。

【穴埋め問題】一流上司なら何と言う? 言動で差が出る、一流上司の共通点「5つ」

 部下に慕われ、経営陣からも一目置かれている──あなたの会社にはそんな“できる上司”がいますか。実は、一流と二流とを分けるポイントは、特別なことではありません。ぜひ、今日から実践してみてください。

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 最初のポイントは、指示の仕方です。一流の上司は部下が集中して業務に取り組めるようチームが進むべき方向を定め、そのうえで部下1人ひとりに明確な目標を与えます。

 「できるだけ多くの契約を獲得しよう」「優秀な人材の採用を目指す」などの曖昧な形ではなく、いつまでに何をすべきか「数字」を入れた形で示します。

 上記であれば、「1カ月以内に100万円分の契約する」「8月末までに宅地建物取引士の資格保持者を1人以上採用する」のようにします。

 仮に「できるだけ多くの契約を獲得しよう」という指示を受けた部下が、自分なりに満足のいく結果を残したと思っていても、上司から見れば物足りなく感じることもあります。

 後になってそれを伝えたら、「頑張ったのに認めてくれない……」と部下は不満を漏らすでしょう。あらかじめ明確な目標を決めておけば、このような行き違いは生じません。

 一流の上司は何気ない指示も同じように明確です。「この資料をできるだけ早く作成して」とはせず、「今日の17時までに仕上げて提出してください」という言い方をします。こうすればトラブルが減り、予定通りに仕事を進めやすくなります。

 次はメンタルについてです。一流の上司はメンタルの浮き沈みが少なく、常に冷静です。部下がミスをしても感情を表に出さず、早期解決に向け情報収集に徹します。

 ミスに激怒して我を忘れるような上司では最善の判断を下せません。その時点で二流どころか、上司失格です。

 とはいえ、常にテンションが高い、あるいはずっと低い人も問題です。どちらかに振れているテンションはその反動で逆側に戻ろうとするため、勤務中はできるだけ感情を抑え、淡々と仕事に臨みましょう。

 ブレないメンタルを持っていれば、「今日は部下の顔色が悪い」「日報の書き方がいつもよりも雑になっている」など、身の回りの小さな変化に気づきやすくなります。これが、時にはトラブルの種を未然に摘んでおくことにもつながるのです。