北陸と近畿の景気判断を引き上げ 日銀さくらレポート

AI要約

日本銀行は北陸と近畿の景気判断を引き上げた。

北陸は能登半島地震の影響を受けつつも、回復に向けた動きが見られている。

近畿は緩やかに回復しており、一方で北海道と四国は景気判断が引き下げられた。

日本銀行は3か月に1度取りまとめている地域経済報告(さくらレポート)で、北陸と近畿の2つの地域で景気判断を引き上げました。

地域経済報告によりますと、北陸は能登半島地震の影響が一部で景気を下押ししているとしたものの、前回の「持ち直しの動きがみられる」とした表現を、「回復に向けた動きがみられている」と引き上げました。

また、一部に弱めの動きがみられるとした近畿については、「緩やかに持ち直している」を「緩やかに回復している」に引き上げました。

一方で、北海道と四国は景気判断が引き下げられ、関東甲信越など5地域は据え置かれました。