5月の実質賃金、前年同月比1・4%減…26か月連続で減少

AI要約

厚生労働省が8日午前に発表した5月の毎月勤労統計調査によると、実質賃金は前年同月比1.4%減少し、減少は26か月連続の過去最長を更新した。

物価の影響を受けた名目賃金の実質賃金が減少したことが明らかになり、前月よりも減少幅が拡大したと報告されている。

労働者1人あたりの賃金が下がっている状況であり、経済の現状に悪い影響が及んでいるといえる。

 厚生労働省が8日午前に発表した5月の毎月勤労統計調査(速報)によると、名目賃金に物価の影響を考慮した労働者1人あたりの実質賃金は前年同月比1・4%減となった。減少は26か月連続で過去最長を更新し、減少幅も前月(1・2%減)から拡大した。