河野デジタル大臣 マイナンバーカード活用の現状を視察 全国展開に意欲

AI要約

河野デジタル大臣は、マイナンバーカードで医療費助成の受給資格を確認できる取り組みを全国展開する考えを示しました。

デジタル庁は、マイナンバーカードを医療費助成の受給者証として利用できる実証実験を実施中。

政府は2026年度に全国での運用を開始する方針で、河野大臣は積極的な取り組みを表明。

河野デジタル大臣 マイナンバーカード活用の現状を視察 全国展開に意欲

 河野デジタル大臣は、マイナンバーカードで医療費助成の受給資格を確認できる取り組みを視察し、全国への展開をさらに進めていく考えを示しました。

「マイナンバーカード1枚あれば、医療機関にそれでかかれるというのは利用者にとって大きなメリットだと思います」(河野デジタル大臣)

 デジタル庁は、マイナンバーカードを医療費助成の受給者証として利用できる実証実験を今年の春から全国5つの自治体で始めています。

 河野大臣は最も多くの医療機関が参加している秋田県由利本荘市のクリニックを視察し、医療機関側も情報を手入力する手間が省けるといったメリットがある一方、利用者がカードの暗証番号の入力に手間取るケースがあるなどと説明を受けました。

 政府は、2026年度にも全国での運用を開始する方針で、河野大臣は「しっかり努力していきたい」と意欲を示しました。(ANNニュース)