〔東京外為〕ドル、161円台半ば=手掛かり材料難で小動き(4日午後3時)

AI要約

東京外国為替市場では、ドルの対円相場が小動きで、161円台半ばで推移している。

ドル円は狭いレンジに収まり、米市場の休場や米雇用統計発表を控えて見送りムードが強まっている。

ユーロは対円で強含み、対ドルは小動き。1ユーロ=174円23~25銭、対ドルでは1.0790~0790ドルで推移している。

 4日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、手掛かり材料難で、1ドル=161円台半ばで小動き。午後3時現在は、161円47~48銭と前日(午後5時、161円76~78銭)比29銭のドル安・円高。

 午前は輸出企業や利益確定の売りに押され、161円10銭近辺へ下落した。その後は、押し目買いなどに拾われ、161円40銭台へ浮上した。

 午後は決め手を欠く中、積極的な売買が手控えられ、161円40~50銭台で推移した。

 ドル円は、161円台半ばを中心とした狭いレンジに収まっている。米市場が独立記念日で休場の上、5日に米雇用統計の発表を控えているため、見送りムードが強い。この後も「明確な方向感は出にくく、161円台での推移が続く」(FX会社)と予想される。

 ユーロは正午に比べ対円で強含み、対ドルは小動き。午後3時現在は、1ユーロ=174円23~25銭(前日午後5時、174円05~06銭)、対ドルでは1.0790~0790ドル(同1.0758~0759ドル)。