【年収800万円の年金額】52歳の夫が「歯科医師」で年収「800万円」あります。年金額が気になるのですが、いくらでしょうか?

AI要約

年収800万円の歯科医師が将来の年金について考える。

国民年金と厚生年金に加入した場合の年金額を比較。

歯科医師国民年金基金の加入条件や特徴について解説。

【年収800万円の年金額】52歳の夫が「歯科医師」で年収「800万円」あります。年金額が気になるのですが、いくらでしょうか?

年収800万円もあれば、子どもの大学進学など支出のかさむ時期は別として、日々の生活についてはそれほど不自由しないと思われます。しかし、老後を考えると、年金がいくらもらえるのかという疑問や不安も生まれるのではないでしょうか。

そこで今回は、「歯科医師で年収800万円の夫が受け取る年金額が気になる」という主婦の方の相談を基に、年収800万円の年金額について考えていきます。

歯科医師として働いている場合、開業医であれば他の自営業者と同様に国民年金に加入することになります。この場合、年金額は満額で月額6万8000円(令和6年度の額)となります。

国民年金は年収に関係なく、自身の年金保険料の納付期間によってのみ決まるため、年収800万円であってもこの額が変わることはありません。参考までに、令和6年度の国民年金額6万8000円を満額で受け取るためには、国民年金保険料の納付が40年間(480月)必要となります。

もし、夫が歯科医師として医療法人など厚生年金の適用される事業所で勤務している場合は、厚生年金に加入することになります。下記の条件で働いてきたと仮定して、受け取る年金額を厚生労働省の公的年金シミュレーターで試算してみます。

・1972年4月11日生まれ

・20歳から23歳は学生として国民年金に加入

・24歳から59歳は歯科医師として年収800万円で勤務

この場合、65歳から受け取る年金額は年間226万円、月額換算でおよそ18万8000円となります。この結果は、働き始めた年齢や年収によっても変わっていきます。個別の事情に応じた金額を知るためには、その違いを加味してシミュレーションする必要があります。

基本的に歯科医師も、一般的な自営業者や会社員などと同じように国民年金や厚生年金に加入しています。

しかし、自営業者の国民年金基金やサラリーマンの企業年金のように、歯科医師にも任意加入の年金があります。それが歯科医師国民年金基金です。歯科医師国民年金基金は以下3つの条件を全て満たす方が加入できます。

・国民年金の第1号被保険者または国民年金の任意加入被保険者

・歯科診療所に従事する歯科医師または従業員

・他の国民年金基金に加入していない

歯科医師国民年金基金には異なる特徴がある7種類の年金があり、これらを組み合わせて自分に合った加入プランを作ることができます。そのため、実際にいくら受け取れるのかは加入履歴によって異なります。

一口に「歯科医師で年収800万円の方の年金額」といっても、実際の受取額はそれまでの働き方や年金加入履歴、および歯科医師国民年金基金の加入状況によって異なります。

より正確な年金受取額を知りたい場合は、最寄りの年金事務所に年金の加入履歴を、日本歯科医師会に歯科医師国民年金基金の加入の有無を確認してみてください。

老後でつまずかないよう、今のうちから年金についてしっかりと確認しておくことをおすすめいたします。

出典

日本年金機構 令和6年4月分からの年金額等について

執筆者:柘植輝

行政書士