ナスダック連日の最高値、初めて1万8000超える…テスラやアップルが牽引
2日のニューヨーク株式市場では、ナスダック総合指数が過去最高値を更新し、テスラやアップルなどの銘柄が値上がりした
FRBのパウエル議長がインフレが鈍化しているとの示唆で金融引き締め警戒感が和らいだ
ダウ平均株価も上昇し、市場は好調を維持している
【ニューヨーク=小林泰裕】2日のニューヨーク株式市場で、IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は前日比149・46ポイント高の1万8028・76となり、過去最高値を連日で更新した。ナスダック総合指数が1万8000を超えるのは初。
2日に発表された2024年4~6月期の販売台数が市場予想を上回った電気自動車(EV)大手テスラや、IT大手アップルなどの銘柄が値上がりした。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日の講演で、米国のインフレ(物価上昇)が鈍化しつつあると示唆した。金融引き締め長期化への過度な警戒感が和らいだことも相場の支えとなった。
ダウ平均株価(30種)の終値は162・33ドル高の3万9331・85ドルだった。