まさに跳ね馬のような人生を過ごした男の真実に迫る衝撃の実話『フェラーリ』

AI要約

映画『フェラーリ』は、F1の“帝王”と呼ばれた男、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気に満ちた生き様を圧倒的熱量で描く衝撃の実話です。

元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリ。本作は1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描きます。

1957年。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいました。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを賭けて挑みます。

まさに跳ね馬のような人生を過ごした男の真実に迫る衝撃の実話『フェラーリ』

 映画『フェラーリ』は、F1の“帝王”と呼ばれた男、エンツォ・フェラーリの情熱と狂気に満ちた生き様を圧倒的熱量で描く衝撃の実話です。

 元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリ。ですが、その私生活は謎に包まれ、1988年に亡くなってから現在まで、多くの毀誉褒貶に晒され続けています。本作は1957年、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描きます。

 1957年。イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリは激動の渦中にいました。妻ラウラとともに設立した会社は経営の危機に瀕し、1年前の息子ディーノの死により家庭は破綻。その一方で、愛するパートナー、リナ・ラルディとの間に生まれた息子ピエロを認知することは叶わず……。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走る過酷なロードレース“ミッレミリア”にすべてを賭けて挑みます。

 製作・監督は『ヒート』、『インサイダー』など数々の傑作を生みだし、『フォードvsフェラーリ』では製作総指揮を務めた巨匠マイケル・マン。主人公エンツォ・フェラーリを演じたアダム・ドライバーをはじめペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシーなど豪華実力派俳優が集結しました。構想30年。マイケル・マン監督のキャリア最大の野心作にして、凄みと興奮に満ちた超大作です。

 フェラーリと言えば、真っ赤なボディに跳ね馬のエンブレムを掲げた高性能スポーツカーを思い浮かべる人が多いと思いますが、過去にはバイクに関わったことも。イタリアを代表するバイクメーカーのひとつであるMVアグスタのF4シリーズは、当初フェラーリがエンジン開発に携わっていたそうです。

『フェラーリ』は、2024年7月5日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショーです。