横浜ゴム、中国に新工場を設立 アドバンなど高付加価値タイヤを生産

AI要約

横浜ゴムは、中国の浙江省杭州市に新工場を設立し、乗用車用タイヤの生産を開始する予定。

新工場では、フラッグシップブランド「アドバン」やSUV・ピックアップトラック用ブランド「ジオランダー」などの高付加価値タイヤを生産する。

投資額は19億6千万元を予定し、電気自動車向けの供給拡大を目指す。

横浜ゴム、中国に新工場を設立 アドバンなど高付加価値タイヤを生産

 横浜ゴムは1日、中国の浙江省杭州市に乗用車用タイヤを生産する新工場を設立すると発表した。浙江省内にある子会社の既存工場を移転・新設し、2026年第2四半期からの生産を予定する。当初は年産900万本(既存工場は年産600万本)を予定する。

 中国現地政府の都市再開発を目的とした移転要請に応じる形で新工場を設置する。新工場では、フラッグシップブランド「アドバン」やSUV・ピックアップトラック用ブランド「ジオランダー」など高付加価値タイヤの生産能力を増強する。新車装着用では、電気自動車(EV)などの新エネルギー車(NEV)向けの供給拡大を目指す。

 投資額は19億6千万元(約367億円)を予定する。