現行カローラよりも後席空間が充実!! 登場から12年[カローラアクシオ]が初心者に最適なワケ

AI要約

新型スイフトが示す24km/Lを超える燃費性能を持つクルマとして、トヨタカローラアクシオをチェック。コンパクトファミリーカーであるカローラアクシオは小型車サイズを強くこだわり、取り回し性や広々としたキャビンで魅力を持つ。しかし、デビューから12年が経過し、インテリアや運転席のデザインに古さを感じる部分もあり、走りや乗り心地に改善の余地がある。

ハイブリッドグレードのエンジンとモーターの組み合わせも、最新のカローラと比べるとスムーズさに欠ける。おすすめグレードはハイブリッドEXで、燃費は27.8km/Lとなっている。

カテゴリ: 燃費性能、コンパクトカー、ファミリーカー

現行カローラよりも後席空間が充実!! 登場から12年[カローラアクシオ]が初心者に最適なワケ

　燃料費が高騰する昨今、燃費性能は少しでも高いほうがいい。そこで、新型スズキスイフトがマークした24km/Lを目安とし、それ以上の燃費性能を持つクルマの良い部分とイマイチな部分を洗い出した。ここではトヨタカローラアクシオをチェックする!!

※本稿は2024年5月のものです

文:片岡英明/写真:トヨタ

初出:『ベストカー』2024年6月10日号

※価格帯は24km/Lオーバーのグレードのみを掲載

※スペックはおすすめグレードの2WD車

　●どんなクルマ？

　コンパクトファミリーカーの代表であるカローラの11代目だ。ボディを小型車サイズに収め、機能的に仕上げている。

　●ココがGOOD!!

　小型車サイズに強くこだわっているし、誰が乗っても運転しやすいようなパッケージングとしているのが強みだ。

　取り回し性に優れ、車庫入れや駐車もラクにこなせる。ボディサイドの面を立てているからキャビンは広く、開放的だ。

　最新のカローラより後席の足元は広く、居心地はいい。トランクも必要にして充分な広さを確保した。

　●ココがイマイチ……

　デビュー年が2012年だから、間もなく登場から12年になる。当然、インテリアや運転席まわりのデザインには古さが見られ、乗り味も一世代前だ。意のままの走りとはいかないし、後席の乗り心地にも粗さが見られる。

　1.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムも、今のカローラと比べるともたつく感じが強い。

　・おすすめグレード:ハイブリッドEX

・サイズ:全長4400×全幅1695×全高1460mm

・車重:1140kg

・パワートレーン:1.5L直4+モーター

・燃費:27.8km/L

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