家電の買い替えサイクルは10年が目安、お得に買うコツは「雨の日や月末に店に行く」 家電ライターがサーキュレーターやドライヤーの注目家電を紹介

AI要約

夏のボーナスを機に家電の買い替えを検討する際、10年以上経過した家電は壊れやすくなるため買い替えがおすすめ。

省エネ家電に買い替えることで電気代の節約が期待できる。価格交渉をする際にはまとめて購入することがポイント。

さらに、ホットプレートやサーキュレーターなどの新機能を活用することで快適な生活を送ることができる。

家電の買い替えサイクルは10年が目安、お得に買うコツは「雨の日や月末に店に行く」 家電ライターがサーキュレーターやドライヤーの注目家電を紹介

 夏のボーナスを機にエアコンや冷蔵庫の買い替えを検討している人もいるだろう。「家電の買い替えサイクルは10年が目安。それより前に買った家電はそろそろ買い替えのタイミングです」と話すのは、家電ライターの伊森ちづるさんだ。

「冷蔵庫はコンプレッサー、断熱材、センサーなどが年々進化しており、最新モデルの方が省エネに。冷蔵庫に限らず、10年以上経過した家電は、突然壊れてしまう可能性が高いです。

 壊れてから買おうとすると、“手頃な価格で早く家に届くもの”が優先され、性能などの比較検討が後回しになるか、しない事態に。そうなると後々、後悔することになります」(伊森さん・以下同)

 エアコン、冷蔵庫、LED照明、テレビ、温水洗浄便座は古いものほど電気代がかかるので、電気代が値上げされるこのタイミングで省エネ家電に買い替えるのがおすすめだ。

 では、少しでもお得に買うにはどうするべきか?

「できるだけまとめて購入することです。商品はそれぞれ利益率が違います。この商品は下げられないけど、こっちは下げられるということもあるので、なるべくまとめて買った方が値引き交渉がしやすいです。

 また、ネットと店頭では値段が違うこともあるので、事前に価格を調べてから交渉するのもおすすめです」

 商品説明を受けて、値段の交渉をして、となると、それなりに店員と話す時間が必要になる。したがって、自分自身が時間に余裕があるのはもちろん、店に客が少ない雨天や、天気がいい行楽日和の日、週末の朝イチなどを狙った方が価格交渉がしやすいという。

「月末も狙い目。目標売上があるので、値引きしてくれる可能性が高いです」

【ホットプレート】

「夏のキッチンは暑いため長時間の作業はつらいもの。そこで、火を使わずに卓上で調理できるホットプレートの活用がおすすめ。見た目もスタイリッシュになり、使い勝手もよくなっています」(伊森さん・以下同)

●薄型ホットプレートIHU-A10-B(1万4080円)/アイリスオーヤマ

 煙を抑制する減煙モード搭載。木の台は折りたため、立てて収納可能。

●EA-FA10(1万6500円)/象印

 焼く、煮る、炒めるができる 深さ4cmの深型プレート。深さがあるのでブイヤベースなども作れる。本体ガード&プレートは取り外して丸洗い可。

【サーキュレーター】

 エアコンと併用して使うと冷気を効率よく循環させられ、節電に。「梅雨時期は衣類乾燥にも使えます。ほこりを吸い込みやすいので、お手入れしやすいものがおすすめ」。

●洗えるサーキュレーターYAR-DDW153(9980円)/山善

 静音性に優れ就寝時も使用しやすい。各パーツは水で丸洗い可。

●Silky Wind Circulator (2万9800円)/リズム

 扇風機のような柔らかい風や換気に適した強風など風量は6段階調節可能。