「よろしくメカドック」をおさらい【4】ナベさんは風見のあこがれ的存在。那智は東日本サーキット編でチームメイトに

AI要約

風見とレースで火花を散らすレーシング・ワタナベの渡辺俊光、那智渡、兵藤千里の関係性について。

各キャラクターの重要性やライバル関係、ストーリー展開における役割について。

メカドックの特徴的な要素やクルマに関する知識、東日本サーキット編の概要について。

「よろしくメカドック」をおさらい【4】ナベさんは風見のあこがれ的存在。那智は東日本サーキット編でチームメイトに

【「よろしくメカドック」をおさらい Vol.4】

そして、風見とレースで火花を散らすのは、レーシング・ワタナベの渡辺俊光こと「ナベさん」、チャンプの那智渡、夢幻の兵藤千里。

ナベさんは風見のあこがれ的存在。那智は東日本サーキット編でチームメイトになるが、風見の永遠のライバルだ。そして兵藤はゼロヨン編以降、ストーリーに大きく関係してくる重要人物。このほかにも東城、露崎、五十嵐も風見に大きく関係するほか、脇役キャラも個性的だった。

また、原作ではメカニズムやチューニング、車両の解説も描かれていて、これがクルマを知る大きな知識になった。その点でもメカドックは偉大な作品だ。ほら、懐かしくて改めて読みたくなってきたでしょ。

東日本サーキット編

夢幻が計画した富士スピードウェイ、鈴鹿、筑波の3つのサーキットとそれを結ぶ公道を使用したレース。主要チームはメカドックのほか、シルエット軍団プロトレーシング、そして最大のライバルとなる夢幻。夢幻はセラミックエンジンとコンピューターで設計したオリジナルマシンを武器に参戦。ドライバーは兵藤のほか、弱冠16歳の天才ドライバー五十嵐充、そしてゼロヨン大会で引退を表明したナベさん。ナベさんは引退を撤回して「ある決意」を胸に、エントリーしたのだった。

初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)