イーサ現物ETF、7月4日までにSEC承認も=業界筋

AI要約

米証券取引委員会(SEC)が早ければ7月4日にも暗号資産(仮想通貨)イーサの現物ETFを承認する可能性があると業界幹部らが明らかにした。

資産運用8社がSECにETF承認を求めており、書類修正プロセスや運用会社の申請作業が進展している。

SECは新商品上場の規則変更承認を既に済ませており、承認が得られれば新商品の取引開始が可能になる。

イーサ現物ETF、7月4日までにSEC承認も=業界筋

Suzanne McGee Hannah Lang

[26日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)が早ければ7月4日にも暗号資産(仮想通貨)イーサの現物ETF(上場投資信託)を承認する可能性があると、業界幹部らが明らかにした。資産運用会社と当局の協議が最終段階に入っているという。

ブラックロック、ヴァンエック、フランクリン・テンプルトン、グレースケール・インベストメンツなど資産運用8社がSECにETF承認を求めている。1月にビットコイン現物ETFを上場した運用会社が大半を占める。

2社の幹部は書類修正プロセスが軽微な問題に対応する段階に進んだと述べた。また、1社の申請作業に関与する弁護士は「仕上げ」の段階にあるとし、承認は「おそらく1─2週間以内だ」と語った。

SECはコメントを控えた。

SECはニューヨーク証券取引所、ナスダック、CBOEが新商品上場に必要な規則変更の承認を求めた申請書を既に承認済みで、発行体の申請を承認すれば24時間以内にも新商品の取引開始が可能になる。