西九州新幹線「未整備区間」巡る「幅広い協議」、佐賀県知事「次回は非公開で」…国交省に提案方針

AI要約

山口知事が西九州新幹線の未整備区間に関する幅広い協議を非公開で行う提案を明らかにした。

議論をより実務的にするため、今後は非公開での協議を検討している。

これまで7回にわたって公開で開催されてきた幅広い協議が、昨年2月以降行われていない状況。

 西九州新幹線の武雄温泉駅から九州新幹線までの「未整備区間」を巡り、佐賀県と国土交通省の「幅広い協議」について、山口知事は21日、公開していた協議を次回は非公開で行うよう国交省に提案することを明らかにした。

 県議会一般質問で、古川裕紀議員(自民)の「フルオープンでは表面的な議論にしかならない。非公開で実務的な協議をしてほしい」との投げかけに答えた。

 山口知事は「クローズで自由活発な議論をしてみては、と提案をいただいたので国に言ってみたい」と述べた。議会後、報道陣の取材に「見える化するために公開していたが、色々意見交換ができるなら、一度やってみたらいい」と話した。

 「幅広い協議」はこれまで7回にわたって公開で開催してきたが、昨年2月以来行われていない。