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「飛行機の墓場」で眠るエンジンなしの「ジャンボ機」が離陸!? 何が起きたのか…その様子が凄い
退役したボーイング747がエンジンを取り外された状態で風によって機首が上がる珍しい挙動を見せる
撮影された機体はアメリカの航空会社元サザンエアで使用されていたもので、モハベ空港にある"飛行機の墓場"で保管されていた
モハベ空港では飛行機の保管だけでなく航空機の研究・開発なども行われており、様々な航空機が集まる場所となっている
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退役した民間航空機は、その後、安置場所へ飛び、そこでパーツを取り払われ”野ざらし”で保管されることは決して珍しいことではありません。このようななか、1機の飛行機が偶然起こした挙動が、世界の航空ファンのあいだで話題となったことがあります。
公開されたのは、エンジンを取り払われた「ジャンボジェット」ことボーイング747の貨物型が、まるで”離陸”するときのように、機首上げの挙動を見せる映像です。これは重いエンジンが外され重量が軽くなっているなか、機体に一定以上の強い向かい風を受けたことで、機首が上がってしまったものと見られます。
ちなみに、この機体は、アメリカの航空会社元サザンエア(現アトラス航空)で使用されていたものだそうです。撮影場所はロサンゼルス空港から直線距離にして北東130km弱の砂漠地帯に位置、「飛行機の墓場」として知られるアメリカ・カリファルニア州のモハべ空港で、JAL(日本航空)やANA(全日空)で運用されていた機体をはじめ、多くの飛行機が安置されている一方で、アメリカの航空宇宙系のスタートアップ企業などが拠点として、さまざまな新たなコンセプトを持つ航空機の研究・開発などを行っている場所でもあります。