米北東部に熱波到来へ、NY市で週内に37度も-電力需要急増の見通し

AI要約

ニューヨークを含む米北東部では猛暑に見舞われる見通しで、電力需要や健康リスクが高まる可能性がある。

熱波はニューヨーク市やワシントンにも移動し、最も厳しい暑さはニューイングランド地域で予想されている。

気象予報によると、カ氏98度の気温が記録的な暑さをもたらすが、ニューハンプシャー州では最高気温がカ氏101度に達する恐れがある。

(ブルームバーグ): ニューヨークを含む米北東部では今週、熱波の到来により記録的な猛暑に見舞われる見通しだ。電力需要が急増するほか、健康面でのリスクも高まる恐れがある。

米国立気象局(NWS)によれば、マンハッタンのセントラルパークでは21日までに気温がカ氏98度(セ氏37度)に達する見通し。熱波は今週まず中西部やニューヨーク州北部、ニューイングランド地域に広がり、その後ニューヨーク市やワシントンに移動する。ニューヨーク市のアダムズ市長は記者会見で、20日には高温注意報が発令される可能性が高いとし、体感温度はカ氏99度に近づきそうだと述べた。

米気象予報センターの気象予報士、ボブ・オラベック氏によれば、暑さが最も厳しくなるのはニューイングランド地域。ニューハンプシャー州コンコードでは20日の最高気温がカ氏101度に達する可能性がある。

原題:NYC to Reach 98F as Record Heat Bakes the US Northeast (1)(抜粋)

--取材協力:Laura Nahmias.

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