新車時にカーナビをセット購入したけれど約半数は「機能や性能に不満」を感じてるって本当?

AI要約

クルマ選びとカーナビ選びを同時に行う人が多いことが明らかになった。

カーナビ選びには慎重さが必要で、各メーカーやモデルごとに違いがあることを認識するべきだ。

市販モデルの中から自分の使い方に適したカーナビを選ぶことで後悔や不満を避けられる可能性が高い。

新車時にカーナビをセット購入したけれど約半数は「機能や性能に不満」を感じてるって本当?

新しく購入したカーナビを使ってみてガッカリ…。そんな経験はないだろうか? 先日行われたアンケート調査では、なんと4人に1人がカーナビの購入に後悔や不満を感じているという結果だった。

皆さんはクルマを購入するときには、いくつものメーカーのいくつも車種の写真やデータをウェブサイトや雑誌で見比べ、口コミ情報などもチェック。ディーラーでもらったカタログを穴が開くほど見る人もいるかもしれない。数百万円の高い買い物を失敗したくはないのだから慎重になるのは当然だ。

一方でカーナビについてはどうだろう? 新車購入時であればディーラーの営業マンが開いたカタログを見て、画面の大きさや値段だけを見て安易に決めていないだろうか?

また、市販カーナビであれば、どれも大した違いはないだろうとチラシのお買い得品や店員のオススメを何の気なしに選んでいないだろうか? そう、こんなところがカーナビ選びの落とし穴なのだ。

乱暴な言い方だが…カーナビはパッと見は黒くて四角い箱でどれも同じに見えるだろうが、皆さんが思っている以上に各メーカー、モデルごとにそれぞれ個性や違いがある。

ナビ機能であれば地図の見やすさルートガイドのわかりやすさ、エンタメ機能であれば再生できるメディアの種類や音質などが異なっており、ハードについても画面の大きさやクルマとのフィッティング、スマホとの連携、システム拡張性などが異なる。

市販モデルならば市場に数十機種もあるので、その中から自分の使い方にピッタリのモデルを選べばカーナビに対する後悔や不満は生まれないだろう。

先述したアンケートとはカロッツェリアブランドでおなじみのパイオニアがカーナビ利用者1000名を対象に行った「カーナビ利用者実態調査」だ。こちらを詳しくご紹介しよう。

「カーナビを購入したきっかけは?」という問について、もっとも多い回答が「クルマを購入したタイミング」で、「新車購入(62.5%)」と「中古車購入(24.2%)」を足すと86.7%と圧倒的だ。ほとんどの人がクルマ選びとカーナビ選びは同じタイミングということになる。