日本で「年収600万円以上」は上位何%?手取りからいくら貯蓄に回すものなのか
国税庁が2023年9月に公表した「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円でした。
年収600万円以上を得ている人の割合は22.6%で、男性は33.4%、女性は8.2%であることが分かりました。
業種別や事業規模別での年収600万円以上を得ている割合や生活実態についても調査結果が示されています。
国税庁が2023年9月に公表した「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は、458万円でした。
では日本において、年収600万円以上を得ている人はどれくらいの割合でいるのでしょうか。
今回は、年収600万円以上を得ている人の割合や生活実態について解説します。
6月は定額減税やボーナス支給もあり、給与への関心が大きくなる方も多いでしょう。
記事の後半では、手取りから貯蓄に回す金額をいくらにするべきか解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、年収600万円を超えている人の割合は22.6%でした。
およそ5人に1人が、年収600万円を超えています。
では「男女別」「業種別」「事業規模別」に、年収600万円を超えているケースを確認しましょう。
●男女別で年収600万円を超えている割合
男女別で年収600万円を超えている人の割合をみると、以下の通りになりました。
・男性:33.4%
・女性:8.2%
男性は3人に1人、女性はおよそ10人に1人と、男女で大きな違いがありました。
業種別の平均給与を確認すると、年収600万円を超えている業種は以下の3業種でした。
・金融業・保険業:656万円
・電気・ガス・熱供給・水道業:747万円
・情報通信業:632万円
では、企業規模別に年収600万円を超えている人の割合を確認しましょう。
年収600万円を超えている割合を、企業規模別に確認すると以下の通りになりました。
・事業所規模10人未満:12.5%
・事業所規模10人以上29人以下:15.6%
・事業所規模30人以上99人以下:15.2%
・事業所規模100人以上499人以下:19.7%
・事業所規模500人以上999人以下:25.2%
・事業所規模1000人以上4999人以下:32.2%
・事業所規模5000人以上:39.1%
事業所規模が多くなると、年収600万円を超えている人の割合が多くなりました。
では、年収600万円を超えた人の生活実態について確認しましょう。