SOMPO、ライザップに300億円出資　持ち分法適用会社に

AI要約

SOMPOホールディングス（HD）は7日、RIZAP（ライザップ）グループと資本業務提携すると発表した。子会社ライザップを含め、総額で約300億円を出資する。議決権比率で23%になり、持ち分法的用会社となる。

ライザップグループは近年、小型の低価格ジム「chocoZAP（チョコザップ）」に注力しており、5月時点で1500店を展開する。2026年度までに2800店に増やす方針で、調達した資金を元にさらに拡大させていくという。

一方、SOMPOは近年、健康に関するサービスを強化している。5月に公表した26年度までの中期経営計画では、介護事業など、健康増進につながる事業を成長の柱に据えた。ライザップとの提携を深めることで、同社が持つ健康増進に向けた指導のノウハウやデータを生かし、自社の顧客向けの新たなサービスの開発も検討する。