イタリア統計局、今年の経済成長予測を1%に引き上げ 来年1.1%

AI要約

イタリア統計局は経済成長予測を1%に上方修正し、内需と貿易の双方が今年の成長を支えると述べた。

来年の経済成長予測は1.1%で、主に内需がけん引役になる見通し。

地政学的緊張による不確実性が残る中、今年の失業率予測は7.1%で、来年は7%に低下する見通し。

イタリア統計局、今年の経済成長予測を1%に引き上げ 来年1.1%

[ローマ 6日 ロイター] - イタリア統計局(ISTAT)は6日、今年の経済成長予測を1%に上方修正した。昨年12月時点の予測は0.7%だった。

半期に一度の経済見通し報告書で明らかにした。来年の経済成長予測は1.1%。

今年は内需と貿易の双方が経済成長を支え、来年は主に内需がけん引役になるとしている。

地政学的緊張の行方に左右される「高い不確実性」が依然として存在するとも強調した。

今年の平均失業率の予測は7.1%。昨年12月時点の予測は7.5%だった。来年は7%に低下する見通しという。