イオンモール、退職者とつながるSNSを構築し、ウェルカムバック採用へつなげる
AI要約
イオンモールが退職者とのつながりを強化する「イオンモールアルムナイネットワーク」を立ち上げる。
人的資本経営を強化するために、退職者との新たなつながりや活躍機会を創出し、人事戦略を展開。
アルムナイ同士で情報交換ができるSNSを通じて、新たなつながりやビジネス協業の機会を模索。
ショッピングセンター事業を運営するイオンモール（千葉市）は、退職者とのつながりを強化する「イオンモールアルムナイネットワーク」を構築し、「ウェルカムバック採用」や「社員紹介採用」を行う。退職者との新たなつながりや活躍機会を創出し、人的資本経営を強化する狙いだ。
同社は、人材を経営上の最も重要な「資本」ととらえ、 経営戦略と連動した人事戦略に基づき、さまざまな施策を実行している。2023年度には7％を超える賃金改定を実施するなど、会社の成長を担う「人」 への投資を行ってきた。今回、人的資本経営を強化するための取り組みを開始した。
イオンモールアルムナイネットワークは、アルムナイ（退職者）とのつながりを強化し、アルムナイ同士で情報交換できるSNSを新たに開設する。定期的に採用などの情報を発信するだけでなく、さまざまなバックグラウンドや異なる価値観を認めながら、新たなつながりやビジネス協業に向けたアイデア・機会の創出を目指すという。
このネットワークをもとに、自己都合で退職した人を再び採用するウェルカムバック採用や、同社の取り組みに共感する人を採用する社員紹介採用などを行う予定だ。
