スーパー「ロピア」、来年春にカートでBBQ場に行ける店舗開業へ 資本提携により実現

AI要約

OICグループが、2025年春にバーベキュー場併設型店舗をオープンすることを発表した。

同社はタイシステムとの提携により、バーベキュー場を併設したスーパーを展開する予定。

今後は、OICグループとタイシステムが相互に食材やサービスを提供し合うことを計画している。

スーパー「ロピア」、来年春にカートでBBQ場に行ける店舗開業へ 資本提携により実現

 スーパーマーケット「ロピア」などを展開するOICグループ(神奈川県川崎市)はこのほど、2025年春にバーベキュー場併設型店舗をオープンすると発表した。同社は今年4月、公園や商業施設屋上など都市部でバーベキュー場を運営するタイシステム(新潟県津南町)と資本業務提携を締結した。これにより、バーベキュー場を併設したスーパーという新しい業態展開が可能となった。

 ロピアで購入した食材や飲み物などをバーベキュー会場へ、カートのまま持ち込み可能とした。また、ロピアが精肉店発祥であることを生かし、オリジナルブランド牛「みなもと牛」の希少部位や塊肉の販売、大型ブロック肉の解体ショーなども計画している。ロピアのプライベートブランドを中心とした調味料バーの設置や、OICグループの商社が手掛ける輸入ワインやチーズを提供する予定だ。

 今後は、タイシステムが展開するバーベキュー場でも、OICグループが提供する食材セットやおつまみ、アルコール類の提供も検討している。 両社は「今回の協働で、より多くの人に新しい『おいしい』『楽しい』体験をしていただける場、企画、サービスを展開していきます」とコメントした。