中小企業の賃上げ率3.62%↑ 一方で大企業の賃上げ率は下回る 日商の調査
AI要約
日本商工会議所が中小企業の賃上げ率が3.62%であることを発表しました。大企業の賃上げ率よりも2ポイント程度低い水準にとどまっていることが明らかになりました。
日商が行った中小企業への調査によると、今年の春闘の結果、正社員の基本給が平均9662円引き上げられ、賃上げ率は3.62%となりました。
賃上げの波が中小企業まで広がるかどうかが課題となっており、中小企業の賃上げ率が大企業よりも低い状況が続いています。
日本商工会議所は、中小企業の賃上げ率が3.62%だったと発表しました。大企業の賃上げ率より2ポイント程度低い水準にとどまっています。
日商が初めて公表した中小企業2000社近くへの賃上げ率についての調査によりますと、今年の春闘の結果、正社員の基本給は平均9662円引き上げられ、賃上げ率は3.62%となりました。
雇用の7割を占める中小企業でも賃上げが一定程度進んでいることが明らかになりましたが、経団連が発表した大企業の賃上げ率5.58%より2ポイント程度低くとどまっていて、賃上げの波が中小企業まで十分広がるかが、引き続き課題となっています。
