ワケありのフィアット「500」がオークションに! オーナーはかつての総帥!? 別荘での移動用に仕立てられた「特別なオープンカー」の正体とは

AI要約

フランス・パリで開催されたRMサザビーズのオークションに、1958年式のフィアット「500」をベースとする特別仕立てのオープンカーが出品されました。

このオープンカーは「500スピアッジーナ・ボアーノ」と名付けられ、フィアットの創業家一族であるジャンニ・アニェッリによって製作されたもので、イタリアを代表する財閥のひとつであるアニェッリ家の影響力を物語っています。

デザインはイタリアの名匠マリオ・ボアーノが手掛け、ラ・ドルチェ・ヴィータを体現した1台としてファッション誌『ヴォーグ』でも紹介されました。予想を上回る高額で落札されたこの希少なモデルは、ジャンニ・アニェッリの歴史や唯一現存する珍しいポイントが評価された結果です。