為替介入9兆7885億円「一定の効果があった」と強調 鈴木財務大臣「引き続き市場動向をしっかりと注視」

AI要約

政府・日銀が為替介入に総額9兆7885億円を投じ、効果があったと鈴木財務大臣が強調。

財務省は1か月の間に為替介入を実施し、背景に投機的な動きへの対応があった。

円相場が1ドル=155円を超える円安水準が続いており、引き続き市場動向を注視して対応する考え。

為替介入9兆7885億円「一定の効果があった」と強調 鈴木財務大臣「引き続き市場動向をしっかりと注視」

政府・日銀が総額9兆7885億円を投じて為替介入を行ったことについて、鈴木財務大臣は「一定の効果があった」と強調しました。

財務省は先週、4月26日から5月29日までのおよそ1か月の間に、9兆7885億円を投じて為替介入を実施したと公表しました。

鈴木俊一 財務大臣

「投機的な動きも背景とした過度な変動に対応するために実施をしたものでありまして、その観点から一定の効果があったものと考えております」

鈴木財務大臣は為替介入について「一定の効果があった」と強調したうえで、「引き続き為替市場の動向をしっかりと注視し、万全の対応をとっていきたい」と話し、改めて市場をけん制しました。

外国為替市場では円相場が1ドル=155円を超える円安水準がつづいています。