「みんなと同じがいい」という人は貧乏で不幸な人生で終わる…「お金に愛される」ために必要なこと

AI要約

お金に苦労する人にはどんな共通点があるのか。投資系YouTuber節約オタクふゆこさんと元日本マイクロソフト業務執行役員の澤円さんの対談を通じて、ストレスと浪費の関連性について考察する。

ストレスが浪費に繋がるメカニズムや、その悪循環から抜け出すためには、ストレスの原因を探り、客観的に自己を振り返る必要がある。

自己のコンプレックスやストレス解消法を見つけ、お金を上手に扱えるメンタルを育むことが重要である。

お金に苦労する人にはどんな共通点があるのか。投資系YouTuber節約オタクふゆこさんと元日本マイクロソフト業務執行役員の澤円さんの対談をお届けする――。

 ※本稿は、YouTubeチャンネル「Bring.」の動画「貯金はメンタルが9割! 『浪費メンタル』を捨て、『貯金メンタル』を手にしたものが勝つ」の内容を再編集したものです。

■ほとんどの浪費はストレスのせい

 【澤円】ふゆこさんのご著書『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』(アスコム)にあった、「貯金にはストレスが大きくかかわっている」という言葉がとても印象的でした。もちろんこれは、ストレスが高まったら急に預金残高が減るというわけではありませんよね。

 【節約オタクふゆこ】もちろんストレスが高いと預金が減るわけではありません(笑)。ただ、かつて浪費をしてしまっていたわたし自身もそうですし、わたしのYouTubeの視聴者のみなさんにも、ストレスによって浪費をしてしまう人がかなり多いのです。

 本などで調べてみると、ストレスを慢性的に感じているとコルチゾールというホルモンの分泌量が増えてしまい、IQが下がる傾向にあるらしいのです。その結果、判断力が鈍って余計なものを買ってしまうことにつながるというわけです。

 【澤】そう考えると、ストレスによって浪費が引き起こされ、「お金がない! マズい」ということで、また新たなストレスがもたらされる悪循環に陥ることも考えられますね。

 【ふゆこ】そのとおりだと思います。わたしの場合、そのような悪循環に陥ってしまって、「自分はお金を上手に扱えないのだ」「お金を貯めることはできないのだ」といったコンプレックスを生み、それによるストレスがまた浪費につながったという経験があります。

■浪費を減らす第一歩はストレスの原因を探ること

 【澤】すると、「貯金をしたい」と考えている人は、まずストレスをうまく軽減することを考えないといけないということでしょうか。

 【ふゆこ】そうするためにも、自分を客観的に見つめ直し、向き合うことが欠かせないのだと思います。自分が抱えるストレスの原因は、ストレスにさらされている当事者である自分自身でも、意識的に振り返って探ろうとしなければ気づけないこともあるからです。