韓国の南東部沖に石油・ガス埋蔵の可能性-尹大統領が発表

AI要約

韓国の尹錫悦大統領は、南東部の沖合に石油・天然ガスが埋蔵されている可能性が高いことを発表。

大統領による発表後、韓国の石油・天然ガス関連株が急上昇。

埋蔵量は石油が最大140億バレルに相当し、韓国全体が最大29年分の天然ガス、最大4年以上の石油を賄える見込み。

(ブルームバーグ): 韓国の尹錫悦大統領は3日、南東部の慶尚北道浦項市の沖合に石油・天然ガスが埋蔵されている可能性が「非常に高い」ことを示す物理探査の結果を発表した。

大統領による発表のテレビ放映後、韓国の石油・天然ガス関連株は大幅に上昇。韓国ガス公社は一時30%高、ポスコ・インターナショナルは24%高となった。SK E&Sを傘下に抱えるSKイノベーションは一時12%上昇した。

大統領によると、埋蔵量は最大140億バレルに相当する。韓国全体が使える量としては天然ガスが最大29年分で、石油は最大で4年以上の消費量を賄えるという。

実際の埋蔵規模を評価するための探査掘削を年内に開始し、来年上期までに結果が判明する見込みだと説明した。

原題:Korea Oil and Gas Shares Jump After Offshore Fuel Discovery(抜粋)

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